セカンドライフのアバターはリンデンドル・リッチの夢を見るか？

セカンドライフ（ＳＬ）には、スカイプの機能を利用したボイス・チャットが掲載されている。

スカイプと違って、面白いのはステレオ音声になっており、アバター（ユーザの分身）の位置によって左右の音量が変わり、なんとなく位置が分かるのである。

だから、ＳＬで会議をやると、話している人の方向がなんとなく分かるので、単なる電話会議と違って臨場感が出てくる。

しかし、一方で、匿名性を好むユーザが多いのも事実であり、ボイスチャットでしゃべるよりも聞いている人の方が多いのが現実だ。

では、音声を変えて話をすることはできないか？　調べると、お手軽なボイスチェンジャーがあることが分かった。

それが、これ。

MorphVOX Junior
http://www.screamingbee.com/product/MorphVOXJunior.aspx



このソフト、Windows版しかないが、無料で使える。
英語なので、ちょっと戸惑うかもしれないが、簡単に使えて、男性・女性・そしてどちらともつかない声の三通りに変換できる。

英語での使い方に戸惑うようなら、

MorphVOX Pro
http://www.screamingbee.com/product/morphvox.aspx



39.95ドル（約４５００円）だが、これだと、日本語でインストールができる。
また、１週間のトライアルができるので、こちらで練習してから、上記の無料の英語版を使ってもいいかもしれない。

また、このボイスチェンジャーのＳＬでの設定も簡単である。

ＳＬでの設定方法
http://www.screamingbee.com/support/morphdoc/MorphSecondLife.aspx

英語のページだが、図解されているので、何をすればいいかは、すぐに分かるだろう。


これを利用して、ネットで性別を偽っている人達（？）や、匿名性を保ったままボイスチャットをしたい人には手放せないツールになるのではないだろうか？

どっちにしても、チャットでやりとりするよりも、手っ取り早くコミュニケーションが取れるので、こういう方法もあるのかもしれない。

ちなみに、ＦＡＱの日本語ページも用意されている。

http://www.screamingbee.com/support/faq.aspx?ADTYPE=SB&ADID=322